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石切の歴史

ページID:0020862 更新日:2019年6月3日更新 印刷ページ表示

石切想像図 備讃諸島の島々には平地が少なく,山肌から海岸まで,至るところに巨石がむき出しとなっています。このような特性を活かして,江戸時代以降,良質の花崗岩などが切り出され,建造物に使われるようになっていきました。
 その400年の歴史が凝縮されているのが,丁場(ちょうば)と呼ばれる石切場です。石に鉄製の矢(や)を打ち込み,割りとることを「切る」といいます。大きな石を切るためには,石の目を読む高度な技術と,そのための道具が必要です。備讃諸島を巡ると,400年にわたる採石の技術の変遷を,肌で感じることができます。

 

 

大坂城石垣石丁場跡

天狗岩丁場_大天狗石     天狗岩丁場1

   福岡藩黒田家が開いた小豆島岩谷地区の丁場

  には1600個を超える石が残されており,400年前の

  採石技術を目の当たりにできます。

 

 

 

 

 

所在地

小豆島町岩谷

アクセス

「天狗岩」バス停すぐ。

その他

トイレ有。

大坂城残石資料館

大坂城残石資料館

所在地

土庄町小海甲909-1

アクセス

道の駅「大坂城残石記念公園」内

見学

入館無料

営業時間:9時~17時

 

北木石の丁場

  北木島の丁場昭和37年頃

 

   明治25年(1892年)の手作業の時代に始まり,

  機械化された現在も石切りを続ける北木島の丁

  場は,高さ100mの断崖となっています。切り出さ

  れた北木石は東京駅丸ノ内本屋などの重要文化

  財に使われています。

 

石切りの渓谷展望台

石切の渓谷展望台

所在地

笠岡市北木島町金風呂

アクセス

北木島金風呂港から徒歩10分

見学

見学は申込が必要