本文
笠岡市地域包括支援センターについて
笠岡市地域包括支援センターについて
地域包括支援センターは,地域包括ケアシステムを推進する中核機関として,高齢者に係る様々な支援を包括的・継続的に行っています。
笠岡市では,笠岡市社会福祉協議会に地域包括支援センターの運営を委託し,高齢者の方々が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるように,介護,福祉,健康,医療などさまざまな面から総合的に支援しています。
こんな時は相談ください
- 高齢の両親が,最近家の事をすることがしんどくなってきた。
- 「もの忘れ」や「認知症」のことを相談したい。
- 介護予防について知りたい,相談したい。
- 要支援1・2と認定を受けたが,どうすればサービスを利用できるのか。
- 隣(近所)から怒鳴り声が聞こえる。
- 高齢者の家に見知らぬ人が出入りしている。配達業者も頻繁に来ている。
センターの主な業務
高齢者の相談に関すること
人それぞれによってどうすればより良い生活が出来るかは異なります。高齢者やその家族,地域住民から高齢者の介護に関する悩みや医療・生活など様々な相談を受け,相談支援を行います。
高齢者にやさしい支援サービスの情報誌 『くらしサポート手帳』はこちら
もの忘れ・認知症に関すること
もの忘れや認知症の相談を保健師等がお聞きします。
認知症についての出前講座やセミナーを行っています。
認知症で行方不明になった時に,地域の方や協力機関へ行方不明者情報を配信し,多くの方に協力を呼びかけ,早期発見,早期保護に繋げます。(認知症ひとり歩きS O Sネットワーク)
認知症の方や家族の方が地域で安心して暮らせるまちをつくるため,住民や専門職,行政関係者とネットワークを築くとともに,様々な取組を考えていきます。(笠岡市認知症施策連携推進会議)
介護予防(高齢者の元気づくり)に関すること
可能な限り,身の回りのことを自分でできるようにするためには,体の機能を維持していくことが大切です。身体機能を維持するため,介護予防の情報発信や地域で取り組む「いきいき百歳体操」の支援を行っています。
介護予防の出前講座
足腰の病気や運動に関すること,認知症の予防など,介護状態にならないための講話を行っています。
「いきいき百歳体操」の応援
週1回,5人以上で体操したいというグループや団体に,体操指導や重りの貸し出しなどの応援を行っています。
近くの公民館や集会所などで行われており,既に70か所を超えています。(令和3年9月現在)
いきいき百歳体操とは…
手首や足首に「重り」をつけて,音楽に合わせながらゆっくりと身体を動かしていく運動です。
週1回行うと効果があり,身体や心が元気になります。
(参加者の声)
「階段が上がれるようになった」「腰やひざの痛みが和らいだ」「友達が増えて楽しい」という声があります。
いきいき百歳体操パンフレット [PDFファイル/767KB]
要支援1・2の認定を受けた方に関すること
生活機能・心身機能などを把握し,自立に向けた介護予防ケアプランを作成します。
(要介護認定において,要支援1・要支援2と判定された方や,介護や支援が必要になる可能性のある方が対象となります。)
項目 | 内容 |
---|---|
アセスメント |
ご本人の状況等を把握し,困りごとをお聞きします。 |
介護予防ケアプランの作成 |
サービス担当者会議(利用者・家族,サービス事業者等が出席)を開催し,目標,具体策,各種介護サービスなどを決定します。 |
サービスの実施 |
サービス事業者が介護予防ケアプランに基づき,効果や支援が適切かを確認しながら,サービスを提供します。 |
評価・見直し |
サービス事業者からの実施報告に基づき,介護予防ケアプランの評価・見直しを行います。 |
高齢者の権利を守ること
様々な理由によって高齢者への虐待が起こる場合があります。 虐待は『周囲の気づき』のアンテナが高い程,早期発見や防止に繋がります。
高齢者への虐待が疑われる場合には,地域包括支援センターまでご連絡をお願いします。(知り得た情報や通報者を口外することはありませんのでご安心ください)
高齢者を狙った様々な詐欺や悪質な訪問販売が増えています。必要に応じて専門機関(消費生活センター)等の紹介をしながら問題解決を図っていきます。
◆◇介護予防プランナー嘱託職員の募集◇◆
笠岡市地域包括支援センターにおいて,介護予防ケアマネジメント業務(プラン作成)及び相談支援業務を行う職員を募集しています。
詳しくは,社会福祉協議会のホームページ<外部リンク>でご確認ください。