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「笠岡市認知症ひとり歩きS O Sネットワーク」にご登録ください!
笠岡市認知症ひとり歩きS O Sネットワーク事業について
事業の概要
認知症になると,記憶力の低下や判断力の低下,見当識障害といった症状が現れ,外出時に場所の判断がつかず,道が分からなくなり,帰宅できなくなることがあります。
本事業は認知症高齢者等(若年性認知症含む)が行方不明になった時に,情報配信を通じて,行方不明者の目撃情報の提供を市民に広く呼びかけることで,早期発見・早期保護につなげることを目的としています。
事前登録をすることで,実際に行方不明になった時,笠岡警察署からの情報配信依頼を受け「緊急情報メール」や「笠岡放送」を通じて市民や関係機関に目撃情報の提供を呼びかけます。
なお,行方不明時の捜索には,ご家族から笠岡警察署への連絡が必要です。
・笠岡市認知症ひとり歩きSOSネットワーク事業案内チラシ [PDFファイル/5.42MB]
・笠岡市認知症ひとり歩きSOSネットワーク事業案内チラシ(市民向け) [PDFファイル/441KB]
申請の流れ
1 認知症高齢者の方が行方不明になる心配がある場合,事前にご家族またはケアマネージャーに笠岡市役所(長寿支援課)に来てもらい,登録手続きを行っていただきます。(要印かん,写真)
※65歳未満の若年性認知症の方も含む。
2 事前登録後,関係機関との情報共有のため,登録用紙と写真の写しを長寿支援課から「笠岡警察署」「笠岡消防署」「笠岡市地域包括支援センター」へ渡します。
・笠岡市認知症ひとり歩きSOSネットワーク事業登録用紙 [Excelファイル/84KB]
※裏面にご本人の写真4枚(正面からの全身,側面からの全身,胸より上の上半身,歩行中の側面)を貼り付けてください。
行方不明時の流れ
1 実際に行方不明になった場合,まずはご家族から笠岡警察署(生活安全課)へ連絡をしてください。
2 本事業を活用した情報配信が必要な場合,笠岡警察署より長寿支援課へ情報配信依頼の連絡があります。
長寿支援課は「緊急情報メール」や「笠岡放送」を通じて,行方不明者情報の配信を行い,情報提供を呼びかけます。
また,笠岡市地域包括支援センターを通じて,地区社会福祉協議会支部へも情報提供を行います。
※二次災害防止の為,20:00~翌朝7:00までは情報配信を行いません。
3 行方不明者の発見後,「緊急情報メール」で発見情報を配信します。
協力機関・団体
本事業では,日常での高齢者の見守りや行方不明時の情報伝達等の支援を目的に,市内の各企業・事業者に協力機関・団体としての登録をお願いしています。
R6年1月現在で,市内の33機関が登録しています。
認知症ひとり歩きSOSネットワーク協力機関一覧(令和6年1月現在) [PDFファイル/244KB]
市民への普及啓発
本事業や認知症への理解促進と普及啓発を目的とした「認知症ひとり歩きSOSネットワーク体験」を笠岡市地域包括支援センターが実施しています。
各地区の公民館等で,一般市民を対象に,認知症講座や本事業の説明および一連の流れの模擬体験等を行っています。
R1年度までに市内の14地区で実施し,延べ694人の市民の方に参加していただいています。
詳しくは笠岡市地域包括支援センターへお問い合わせください。
備後圏域SOSネットワーク
各市町のSOS事業を活用し,H30年度から,笠岡市・福山市・三原市・尾道市・府中市・世羅町・神石高原町・井原市といった,備後圏域内の各市町が連携する「備後圏域連携中枢都市圏認知症高齢者等徘徊SOSネットワーク」が始まりました。
行方不明者が出た場合は,管轄の市からの依頼を受け,緊急メールの配信を行います。
行方不明者の中には,公共交通機関等を利用して近隣の市町まで出かけたところを発見されるというケースも珍しくありません。情報をより広範囲に発信することで,行方不明者の早期発見の可能性が高まります。
各市町の連携により,本事業のさらなる活性化が期待されています。
・備後圏域SOSネットワーク案内チラシ [PDFファイル/421KB]
・備後圏域SOSネットワーク配信メール例 [PDFファイル/393KB]
・備後圏域SOS ネットワークにおける情報提供同意書 [PDFファイル/52KB]
お問い合わせ先
・笠岡市役所 長寿支援課
・笠岡市地域包括支援センター
笠岡市十一番町1-3 笠岡市保健センター
Tel:(0865)62-6662