<森林ゾーン>
森林ゾーンは「生きている化石植物」(メタセコイア・イチョウ・トクサ・ナンヨウスギ・シダ)などを中心に植栽した林の中に、ディプロドクスとイグアノドン、アパトサウルスを展示することによって、その時代に似た環境の中で恐竜を観察することができるようになっています。
草食恐竜はこのような環境で一日中、葉をむしりとって食べていたことでしょう。
それぞれの恐竜について、詳しくみてみよう!
ディプロドクス

この恐竜は竜脚(りゅうきゃく)類に属し、ジュラ紀後期に生息していました。
体型的には、陸上生活にも水中生活にも適していることから、生息地は草原から沿岸あるいは沼沢地におよんでいたと考えられます。
全長27m、推定体重10~11t。
イグアノドン

この恐竜は、白亜紀前期のヨーロッパに広く生息していました。
近年、福井県勝山市の杉山川からも、この種の歯の化石が発見されています。
全長9m、推定体重5t。
アパトサウルス

以前はブロントサウルスと呼ばれていましたが、分類学的には アパトサウルスという名前が正しい呼び方です。
この恐竜は、足跡の発見から群れをなして生活していたことがわかりました。
全長21m、推定体重30t 。
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