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若年性認知症について
若年性認知症について
一般的に,認知症は高齢者に多い病気ですが,年齢が若くても発症する可能性があり,65歳未満で発症した場合を「若年性認知症」といいます。
若年性認知症はどんな病気?
全国の若年性認知症者数は約3万7,800人であり,平均発症年齢は51.3歳と推計されています(厚生労働省2009年3月発表)。
高齢者の認知症は女性が多いのに対し,若年性認知症は男性に多く,その原因となる基礎疾患は脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症など様々です。
また,若年性認知症は,疲れや更年期障害,うつ状態などと混同しやすく,発症から診断がつくまでに時間がかかる場合が多いと言われています。
早期受診・早期診断が大切
認知症は,早期受診・早期診断が大切です。
おかしいなと思ったら抱え込まずに専門医や専門の相談窓口へご相談ください。
認知症に関する相談窓口
○認知症に関する相談窓口(岡山県ホームページ)<外部リンク>
認知症に関する相談窓口には,医療機関のほか地域包括支援センターや認知症コールセンター,若年性認知症支援センターなどがあります。詳しくは岡山県ホームページをご確認ください。
○おれんじドア 笠岡こばなし(笠岡市ホームページ)
笠岡市では認知症のご本人やご家族の方の相談窓口として「おれんじドア」を設置しています(毎月第3土曜日開催)。事前予約も相談料もいりません。医療や福祉の専門職も常駐しておりますので,医療機関や専門機関への相談を迷われている方は一度足をお運びください。詳しくは笠岡市ホームページをご確認ください。
若年性認知症の方が通える場
○認知症カフェ ようこそ
認知症の方ご本人やご家族の方の息抜きと交流の場です。お茶をしながら,介護経験者がお話をお聞きします。
【日 時】毎月第2月曜・第4木曜 10時00分~14時00分
【場 所】笠岡市中央町21-1(さくら堂向かい)
【利用料】200円(飲み物・お菓子付き)
医療機関の利用
○医療機関の利用(岡山県ホームページ)<外部リンク>
かかりつけ医へのほか,認知症の専門医療機関として,認知症サポート医や認知症疾患医療センターなどがあります。詳しくは岡山県ホームページをご確認ください。
若年性認知症に関するパンフレット
笠岡市では,4名の認知症キャラバン・メイトの方が「若年性認知症班」として活動しています。
その活動の一環として,若年性認知症に関するパンフレットを作成しました。
若年性認知症の方が利用できる制度や相談先についてまとめていますので,ぜひご一読ください。
若年性認知症ってどんな病気?(パンフレット) [PDFファイル/697KB]
若年性認知症についてもっと知りたい方へ
若年性認知症について(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>