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ダンクレオステウスの頭骨模型受納式を開催(10月26日)
ダンクレオステウスの頭骨模型受納式を開催しました
平成28年10月26日、株式会社ダウ・ケミカル・カンパニー様よりダンクレオステウスの頭骨模型をご寄附いただきました。
上の写真は、ダウ化工株式会社 杉山社長(左)と小林市長。
初めて聞いた方は「ダンクレオステウス」が何か、まったく分からないと思いますが上の写真のケース内にあるものが、その「魚」の頭の骨の化石の模型です。(「の」ばかりですみません)
どんな魚かというと、
↓イメージではこのような魚です↓
ダンクレオステウスは「甲冑魚(かっちゅうぎょ)」と呼ばれるグループで、体長は10mにも達したと言われるデボン紀の魚類では最大級の魚です。
また歯があるように見えますが、歯ではなく骨が露出している「無顎類(むがくるい)」としても有名です。
このダンクレオステウスは一見カブトガニとは関係ありませんが、繁栄していたデボン紀後期(約4億年前)の海にはカブトガニの祖先と考えられている「ハラフシカブトガニ」が生息していました。
カブトガニはいろいろな生き物と接点があるんですね。
さて、この度の除幕式では、カブトガニ博物館の近くの横江幼稚園の園児のみなさんにも出席してもらいました。
↓除幕のようす↓
大きな口を開いたこのダンクレオステウスは迫力満点です。
ダンクレオステウスの頭骨模型は、カブトガニ博物館内に展示しています。
ご来館の際はぜひご覧ください。