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カブトガニの成体放流(4月20日)動画あり
カブトガニの成体を放流しました!
4月20日(日曜日)、午後2時ごろに来館いただいたお客様(偶然ご来館いただいた方や、どこからか情報を聞かれた情報通の方まで約50人の方々)といっしょにカブトガニの成体を放流しました。
(※個体数に限りがありましたので、あまり公表はしませんでした。)
今回放流されたカブトガニは、昨年に捕獲されたカブトガニで17匹(亜成体3匹含む)でした。
カブトガニ博物館ができてから初めての成体放流で、これだけ多くの個体を放流できたことは、カブトガニにとって棲みやすい環境がもどって来たのではないかと、うれしく思っています。
↓生のカブトガニにみなさん興味津々です↓
ところで・・・成体ってなぁ~に?
成体(せいたい)とは、おとなのカブトガニのことです。
ちなみに、おとなになる少し前のものは「亜成体(あせいたい)」と呼びます。
カブトガニは、成体になるまでオスかメスかがはっきりと分かりません。
頭(前体)の形が違ったり、かぎづめの形が違ったりというものは、成体になってから分かるものなのです。
違いについてはこちらを参考に ⇒ カブトガニの形のちがい
ついに放流します!
放流に参加されたみなさんは、おそらく人生で初カブトガニだったでしょう!
「どこを持てばいいの!?」という声が殺到しました。
それでもみなさんガシッと、しっかりつかんでおられました。
みなさんナイスファイト!
↓放流しています↓
・・・実に地味ですが、それもまた、カブトガニなんです。
(実物は、硬くてトゲトゲしていてかっこいいんですよ!)
放流したカブトガニがこの笠岡の海で元気に育って、今年の夏に産卵をしに戻ってきてくれることを願っています。
動画が表示されない方は、こちらの動画サイト<外部リンク>からご覧ください。