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ゆきの浜処理場
ゆきの浜処理場
笠岡市真鍋島にある「ゆきの浜処理場」は、漁業集落環境整備事業(排水施設整備)により整備され、平成14年4月1日より供用開始しています。
ゆきの浜処理場処理棟
「ゆきの浜処理場」は、笠岡市真鍋島で排出される汚水を処理するための処理場です。
離島である真鍋島は、季節によって(夏の海水浴シーズン、帰省等)汚水の排出量が大きく変動します。そこで、「ゆきの浜処理場」では、負荷変動に強いオキシデーションディッチ法で汚水を処理しています。
また、瀬戸内海に排出される処理水は、従来の塩素消毒に比べ、魚やノリの養殖に影響を与えにくい環境にやさしい紫外線消毒装置を採用しています。
施設紹介
「ゆきの浜処理場」で汚水がきれいに処理されるまでの流れです。
前処理室
汚水に含まれている大きなゴミや砂を取り除くところです。
スクリーン室
ゆきの浜処理場には、最初沈殿池がないため、オキシデーションディッチ槽で障害となる汚水中のゴミを取り除きます。
オキシデーションディッチ槽(スミレータ)
オキシデーションディッチ槽は、長円形のドーナツ形をしています。活性汚泥(微生物のかたまり)の働きにより汚水はきれいになります。
ポンプ室
このポンプ室には、オキシデーションディッチ槽の活性汚泥を循環させるポンプと汚泥棟に送るポンプがあります。
紫外線消毒室
オキシデーションディッチ槽で処理された水には、まだ大腸菌などの細菌がいます。それらは紫外線で消毒されて環境にやさしい水となり排出されます。
