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干拓地の農畜産物について
干拓地の農畜産物について
干拓地の農作物について
笠岡湾干拓地では様々な農作物が栽培されています。その一部について紹介します。
主な作物の出荷時期
いちじく
温暖で雨の日が少ない気象条件をいかして明治時代末から干拓地に隣接する茂平地区を中心にホワイトゼノア及び蓬
菜柿(ほうらいし)が栽培され,近年は蓬菜柿が盛んに栽培されています。
笠岡湾干拓地においては,施設栽培と露地栽培を並立した営農を行っています。笠岡の「いちじく」は,岡山・広島市場
を中心に出荷しており,平成21年にはかさおかブランドに認定されています。
また,期間限定で笠岡市のふるさと納税(ふるさと笠岡思民寄付金)の返礼品にもなっています。
かさおかブランドのページ(笠岡市観光連盟)へ<外部リンク>
いちご
温暖で雨の日が少ない気象条件をいかし,平成10年ごろから笠岡湾干拓地や隣接する茂平地区を中心に高設栽培による営農を行っており,品種は現在「紅ほっぺ」,「さがほのか」,「ゆめのか」が栽培され,笠岡ふれあい青空市や道の駅「笠岡ベイファーム」などで販売されています。
また,期間限定で笠岡市のふるさと納税(ふるさと笠岡思民寄付金)の返礼品にもなっています。
※ 紅ほっぺ→収穫量が多く大粒で甘みが強いことから,子供に好まれています。
さがほのか→他の品種に比べ,早くから収穫でき,春先にかけて味がのってくるので,安定して長期出荷ができます。
ゆめのか→甘みが程よく酸味もありバランスのよい食味です。
なす
なすの害虫の天敵を用いた栽培の取り組みにより,労力及び農薬の省力化に努めています。
ハウスを中心とする冬春なす(千両)と,露地を中心とする夏秋なす(筑陽)で,年間を通じて出荷しています。千両なすは,濃紫色で色つや良く,歯切れの良さと果肉の柔らかさが特徴で,岡山県の奨励品種となっています。
きゃべつ ・ たまねぎ
干拓地の広い土地をいかして栽培され,一時期栽培面積が減少傾向にありましたが,近年は参入した農業法人が栽培面積を増やして盛んに栽培されています。主に倉敷にある業者などに出荷しており,平成27年には出荷量の増加に対応するため農協の集出荷施設が増設されました。
ブロッコリー
参入した農業法人が中心となって平成17年ごろより栽培をすすめており,現在では100haを超える面積で栽培されています。平成26年には農業法人の大型集出荷場が完成しています。
バラ
干拓地にハウスを設置して営農を行っており,栽培面積・出荷量ともに岡山県内で1位となっています。岡山をはじめ東京,京都,大阪,兵庫などに出荷され,道の駅「笠岡ベイファーム」でも購入できます。