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ワーク・ライフ・バランスに取り組みましょう

ページID:0056063 更新日:2024年1月31日更新 印刷ページ表示

ワーク・ライフ・バランスとは

 ワーク・ライフ・バランスとは「仕事と生活の調和」と訳され、年齢や性別を問わず,すべての働く人が仕事と生活のバランスがとれて、両立できている状態のことを意味します。

 仕事は安定した生活を送るために必要なもので、やりがいを持ち自己成長につながるものです。一方で、子育てなど家族とゆっくり過ごす時間や趣味を楽しむ時間などのプライベートの充実は、生活に潤いを与え健康な生活を送るうえで欠かすことのできないものです。

ワーク・ライフ・バランスが実現すると、仕事と生活の両方が充実し相互に良い影響を与えることで、ウェルビーイングの向上につながります。

ところが、現実の社会は、仕事と生活の間で問題を抱える人も少なくありません。
例えば
  ・安定した仕事に就けず、経済的に自立することができない
  ・仕事に追われ、心身の疲労から健康を害しかねない
  ・仕事と子育てや老親の介護との両立に悩む 男女

 少子高齢化が進行し人口が減少していくと、これまで以上に、仕事と仕事以外の役割の両方を担う人が増えていきます。また、人口減少過程にある日本においては、労働力人口も減少していきます。
 仕事以外の役割を抱える多様な人材に活躍してもらうためには、企業における働き方を見直し、多様な働き方を可能とする必要があります。

ワークライフバランスに必要な『多様で柔軟な働き方』

  ワーク・ライフ・バランスを推進するには、事業者が個人の価値観の多様化を認識するとともに、職場において多様な働き方が選択できる体制の構築が求められています。

働き方

 

 

 

 

■ テレワークの推進
   テレワークは、インターネットなどの情報通信技術を活用して、オフィスに行かなくても自宅や出張先、サテライトオフィスなどで業務を行う、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」が厚生労働省から示されています。

   テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン|厚生労働省ホームページ<外部リンク>

 ■ 副業・兼業の推進
   副業や兼業を行うということは、二つ以上の仕事を掛け持つことをいいます。副業・兼業は、企業に雇用されて行うもの(正社員、パート、アルバイト)、自ら起業して事業主として行うもの、コンサルタントとして請負や委託といった形で行うものなど様々な形態があります。別の仕事でスキルや経験を得ることでキャリア形成ができる、所得の増加などのメリットがあります。厚生労働省から、副業・兼業を進める上での基本的な流れやモデル就業規則などをまとめた「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が示されます。

       副業・兼業|厚生労働省ホームページ<外部リンク>

 ■ 雇用によらない働き方(フリーランス)
   フリーランスとは、実店舗がなく、雇い人もいない自営業主等で、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者を指します。近年、インターネットを活用した短期・単発の仕事を請け負うギグ・エコノミーなど、自由な働き方が拡大しています。和5年4月
には、フリーランスに係る取引の適正化や就業環境の整備を図ることを目的とした「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」が成立しました。

      フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ|厚生労働省ホームページ<外部リンク>

企業が取り組むメリット

  ワーク・ライフ・バランスの推進は企業にとっても多くのメリットがあるといわれています。国の調査によると、企業の取組事例から次のようなメリットが挙げられています。

  • 従業員の定着(離職率の低下)
  • 優秀な人材の確保
  • 従業員の満足度や仕事の意欲、企業ロイヤリティの向上
  • コスト削減
  • 生産性や売り上げの向上
  • 企業イメージや評価の向上

   企業の取組(「仕事と生活の調和」推進サイト)|内閣府男女共同参画局ホームページ<外部リンク>

各種認定制度(厚生労働省)

 厚生労働省は、雇用管理の改善に取り組む事業者を支援する認定制度を設けており、認定されると公共調達における優遇措置などが受けられます。(※詳しくは各認定制度のホームページをご確認ください。)

 ■ えるぼし認定制度
   「女性活躍推進法」に基づき、女性の活躍推進に関する状況や取組等が優良な企業を認定する制度。

えるぼし

 

 

 女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)|厚生労働省ホームページ<外部リンク>

 ■  くるみん認定制度
   「次世代育成支援対策推進法」に基づき、一定の基準を満たした企業を認定する制度。女性の仕事と子育ての両立を支援・サポートをしている企業に対して、厚生労働省が認定し取得できるもの。

くるみん

  くるみんマーク・プラチナくるみんマーク・トライくるみんマークについて|厚生労働省ホームページ<外部リンク>

 笠岡市子育て応援企業

 笠岡市では、子育てにやさしいまちづくりを推進していくため、笠岡市に事業所のある企業において、仕事と子育ての両立支援や、子どもや子育て応援に関する特徴的な取組みを進める企業を「笠岡市子育て応援企業」に認定し、企業による自主的な子育て支援をサポートします。 

 笠岡市子育て応援企業について|笠岡市子育て支援課ホームページ   

理想のワーク・ライフ・バランス~できることからはじめよう~

 「男は仕事、女は家庭」というフレーズに代表される、性別によって役割まで決めつけるような考え方を、『固定的性別役割分担意識』と呼んでいます。社会のしくみは少しずつ変わり、共働きの世帯が増え、家事や育児は女性の役割という価値観から、夫婦でそれらを分担し、お互いに協力して仕事と家庭を両立すべきという価値観に変わりつつあります。
 だれもが、家事や子育て、介護など、それぞれの家庭生活の状況に合わせて、多様な働き方やライフスタイルを選択できる環境を目指して、自分の働き方や暮らし方を見つめ直してみましょう。

  働き方・休み方改善ポータルサイト|厚生労働省ホームページ<外部リンク>
  企業・社員の方が「働き方・休み方改善指標」を活用して自己診断をしたり、企業の取組事例を確認することができます。また、仕事の進め方など課題別の対策や、シンポジウムなどの日程も確認できま家族す。

関連リンク

■ 多様な働き方の実現応援サイト|厚生労働省ホームページ<外部リンク>

■ 仕事と家庭の両立にむけて(ワーク・ライフ・バランス)|岡山県ホームページ<外部リンク>

■ おかやま働き方改革情報サイト|岡山県ホームページ<外部リンク>