KMN48のカブトガニアート(2月12日)
KMN48のカブトガニアート
アイドルグループのようなタイトルですが、アイドルの要素は皆無です。
「KMN48」とは、この度再捕獲されたカブトガニの個体番号です。
↓KMN48 かわいいメスのカブトガニ↓
尾剣(しっぽ)の付け根あたりに見える白い物はデータロガー(行動記録装置)です。
広島県の福山大学 海洋生物科学科 海洋動物行動学研究室<外部リンク>がバイオロギングと呼ばれる手法で、データロガーを用いてカブトガニの生態を研究しています。
さて、今回このかわいいメスのカブトガニを含め、最近捕獲された5匹のカブトガニの計測と個体番号の貼り付けを行いました。
↓今回計測するカブトガニ↓
左上の2匹がメスで右側の2匹がオス、左下の1匹が亜成体(もうすぐ大人になるカブトガニ)。
ちなみに、赤いシールが貼られているのが、KMN48。
これだけのカブトガニが1つのケースに入っているのは窮屈そうなので、飼育室という名の大海原に放してやりました。
↓フリーダムを得たKMN48 尾剣を少し上にあげてうれしそう↓
のびのびと久しぶりの陸上を歩いていました。
「意外とアクティブに動くなぁ」と思いながら、他のカブトガニの計測やラベル貼りをしていて、パッとKMN48に目をやるとそこには、驚きの光景が!!
歩いた跡をたどってみると、まるでカブトガニではありませんか!
世界初では!?
カブトガニが描くカブトガニ!
え?
どのへんがカブトガニなのか?
まず、
↓これが這い跡↓
↓這い跡を分かりやすくすると↓
清い心の方はきっと見えてくるはずです。
心のキャンバスにカブトガニを思い浮かべて、この這い跡と重ねてみると...
↓ほ~ら、カブトガニ↓
↓改めて↓
カブトガニの心域(体の中央の盛り上がり)まで見事に描いています。
カブトガニによるカブトガニアート!
感動を与えてくれるKMN48は、カブトガニ界のアイドルなのかもしれません。
カブトガニ博物館マスコットキャラクター
カブニ くん