背負えるカブトガニ(2月6日)
背負えるカブトガニ
平成28年2月6日、カブトガニ博物館のエントランスの水槽を熱心に見つめる1人の男性がいらっしゃいました。
その男性は、背中にカブトガニを背負っていました。
......!?
わけが分からないと思った方、まず、写真をご覧ください!
カブトガニが背負われているではありませんか。
しかも、上下さかさまに。
もちろん本物のカブトガニではなく、革製のバッグでしたが、あまりのクオリティの高さに思わず声をかけました。
製作者は大学生
このハイクオリティーなカブトガニバッグを製作したのは、東京都の武蔵野美術大学に通う田羅義文(たら よしふみ)さん。
美術大学ということもありますが、自身のカブトガニ好きが高じて、世界で一つのオリジナルカブトガニバッグを作ってしまったそうです。
↓裏面は背負いやすさを重視したフラットなデザイン↓
もちろん、カバンとしての機能もあります。
↓カブトガニが脱皮するところから物が取り出せる↓
非常によく作り込まれているこのカブトガニバッグですが、本物のカブトガニと比べてみると...
ツヤ感といい、体の丸みといい、前体と後体のバランスといいそっくりですね。
尾剣(しっぽ)に至っては、このカブトガニよりバッグの方が理想的な尾剣をしています。
カブトガニ愛に満ちた見事な作品でした。
カブトガニ博物館マスコットキャラクター
カブニ くん