やわらか~いカブトガニ
やわらか~いカブトガニ
ヘルメットのように硬いイメージのカブトガニですが、実際も非常に硬い生き物です。
そんな硬いカブトガニがやわらかいとは?
カブトガニやカニ・エビの仲間などは、脱皮を繰り返して大きくなります。
そして脱皮をしたばかりの時は、非常にやわらかい状態になるのです。
ちなみにヘビやカメなどの爬虫類も脱皮しますが、これらは古い皮を脱ぐための脱皮ですので、カブトガニの脱皮とは少し意味が違いますね。
さて、いきなりですがクイズです!
↓脱皮殻はどれでしょう?↓
上の写真には、アメリカカブトガニが3匹と脱皮殻が1つあります。
分かるかな?
(答えはこのページの一番下にあります)
分かった人も分からなかった人も、脱皮をしたばかりのカブトガニは、どれくらいやわらかくなると思いますか?
ザリガニやカニを飼育したことのある方はご存じだと思いますが、少しつついただけでもへこんでしまうほどやわらかくなります。
↓脱皮したてのアメリカカブトガニをつついてみると...↓
指でつついただけでへこんでしまいました。
(へこんでもすぐに元に戻りますので、ご心配なく)
このアメリカカブトガニは、恐らく脱皮して12時間ほどたった状態だったので、外側が少し硬くなっていました。
この感触をたとえると、肉まんを薄めのクリアファイルで包んだ感じです。
(絶妙な表現だと自負しています)
↓ところで、今回脱皮したアメリカカブトガニはこちらです↓
脱皮した後の方が大きくなるので、上側が生体で下側が脱皮殻だと分かりますね。
脱皮殻は上の写真のように黄色くなります。
さて、ではクイズの答えも分かりましたね。
↓クイズの答え。脱皮殻はこれだ!↓