カブトガニが7齢幼生に脱皮
カブトガニが7齢幼生に脱皮!
カブトガニ博物館では、カブトガニの人工飼育をしています。
そしてこの度、平成25年の夏に生まれたカブトガニが7齢幼生に脱皮しました!
(卵から生まれたカブトガニを「1齢幼生」、1度脱皮すると「2齢幼生」、もう1度脱皮すると「3齢幼生」・・・という具合に、呼び方が変わります。
つまり、7齢幼生は卵から生まれて6回脱皮したカブトガニを指します。)
上の写真は、左が7齢幼生で右が1齢幼生(生まれたばかり)のカブトガニです。
大変大きくなりました!
この7齢幼生は、平成25年の8月ごろに生まれたので、約1年8ヵ月ほどでこの大きさになったことになります。
しかし、1齢幼生が2齢幼生に脱皮するのは、生まれた翌年の4月下旬か5月ごろですので、初めて脱皮した時から考えると約1年ほどでこの大きさに成長したといえるでしょう。
↓7齢幼生と2齢幼生↓(成長が早い個体は、人工飼育では1年でこんなに大きくなります!)
さて、カブトガニは大きくなるにつれて、脱皮してから次に脱皮するまでの間隔が長くなるといわれています。
そして、これくらいの大きさになると、1年に1回のペースで脱皮するといわれています。
気が遠くなるような話ですが、ていねいに飼育していきたいと思います。