平成26年度 カブトガニの赤ちゃん誕生!(動画あり)
カブトガニの赤ちゃん誕生!
平成26年に入って初のカブトガ二の赤ちゃん(1齢幼生)が誕生しました!
カブトガニ博物館には「産卵池」といって、潮の満ち引きがあるカブトガニに産卵させるための海水の池があります。
↓飼育展示室の横にある産卵池↓
この産卵池で毎年カブトガニに産卵させ、産まれた幼生を飼育・放流しています。
平成26年8月21日現在では、5つがい(オス5匹とメス5匹)のカブトガ二が入っています。
↓産卵されたばかりのカブトガニの卵↓クリーム色の丸いものが卵です。
上の写真では、まだ直径3mmほどで砂粒のようですね。
それが50日ほどで下のような「回転卵(かいてんらん)」と呼ばれる状態になります。
中のカブトガニがどのようになっているのか見にくいですね。
簡単に卵の中のカブトガニを表すと下のようになります。
なんとなくカブトガニっぽく見えるでしょうか?
この回転卵から生まれたカブトガニを1齢幼生と言います。
↓卵から生まれたばかりの1齢幼生↓
光に集まる習性があるので、容器に入れてみても光の強いところに泳いで集まります。
上の写真では左側が少し明るいので、左側に集まっているのが分かると思います。
カブトガニ(1齢幼生)の遊泳
のそのそしたイメージのカブトガニですが、実は1齢幼生はかなり泳ぎます!
「カブトガニが泳ぐなんて・・・」と、あまり信じていない、そこのあなた!
百聞は一見にしかず!ということで、今回はその1齢幼生の泳いでいる様子を動画で紹介します!
動画が表示されない方は、こちらの動画サイト<外部リンク>からご覧ください。