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笠岡の海に大量発生!ミミズのようなものの正体は・・・!?

印刷用ページを表示する更新日:2016年8月19日更新ページID:0011410
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笠岡の海に大量発生!ミミズのようなものの正体は・・・!?

タイトルにもあるように、ミミズのようなものが大量に出てきます。

そのようなものが苦手な方は、閲覧を控えてください。

カブトガニの話題とは関係ありませんが、まずはこちらをご覧ください。

なにこれ?

ある日海岸に行ってみると、海岸が臭い!

この生物は、笠岡市のある海岸に大量に打ち上げられていました。

そして波打ち際をよく見ると、海の中にもたくさんの個体がいましたので、すくい上げて見てみると...

ケースの下から見てみると

体の真ん中に1本の器官が通っているのが確認できます。

「環形動物(ミミズやゴカイと同じ仲間)かな?」

と思い、調べてみると...どうやら違うようなのです。

ご存じの方はおられるでしょうか?

この生物、どうやら名前を「ハネナシギボシムシ」というそうです。
(間違っていたらご指摘ください)

笠岡の海でハネナシギボシムシが大量発生したことは聞く限りでは、今までないそうです。

そして驚くべきことに、この生物なんと!

↓泳ぎます!↓
ハネナシギボシムシの遊泳

思いのほか力強い泳ぎで、パッと見ると魚のようにも見えます。

このハネナシギボシムシは「半索動物」に分類され、「脊索動物」である人間の祖先にあたる生物として研究されているようです。

笠岡の海にはいろいろな生物がいます。

海を汚さず、いろいろな生物と共存したいものです。

カブニくん