人工飼育のカブトガニが10齢幼生に脱皮!(8月24日)
人工飼育のカブトガニが10齢幼生に脱皮!
平成28年8月24日、2週間ほど前から脱皮する気配を見せていたカブトガニが10齢幼生に脱皮しました!
(卵から生まれたカブトガニを「1齢幼生」、1度脱皮すると「2齢幼生」、もう1度脱皮すると「3齢幼生」というように、脱皮の回数+1でカブトガニを「○○齢幼生」と呼びます)
ちなみにこのカブトガニは平成25年の夏に、卵からふ化したカブトガニです。
丸3年でここまで大きくなったのは予想外でした。
と、いうのもこれまでは10齢幼生になるまでには約6年もの歳月がかかると思われていたのです。
↓カブトガニの成長段階↓
生まれた時(1齢幼生)を1年目として、その後の成長を表したものです。
上の小さいカブトガニが日本のカブトガニ、下の大きいカブトガニがアメリカカブトガニです。
アメリカカブトガニの成長の速さがよく分かりますね。
さて、今回脱皮したカブトガニですが、実は平成28年4月21日掲載のカブトガニが9齢幼生に脱皮!のカブトガニと同じ個体です。
これくらいの大きさになると1年に1回脱皮すると言われていましたが、約4か月での脱皮となりました!
人工飼育ということで飼育温度やエサは自然環境下とは異なりますが、よい意味での誤算でした。
次の脱皮が楽しみですね。
これからも愛情をもって飼育していきます!
↓初めて見た時は急に大きくなっていて感動物です↓