カブトガニの脱皮殻が拾える街、笠岡
カブトガニの脱皮殻が拾える街、笠岡
カブトガニ博物館を訪れた方の中には、当館で販売しているカブトガニの脱皮殻をご購入くださる方が多くいらっしゃいます。
この脱皮殻はカブトガニ博物館で飼育しているカブトガニが脱皮したものを、乾燥標本にして販売しています。
ですから、脱皮殻をご購入していただくお客様の数が、脱皮したカブトガニの数になった時、脱皮殻は完売になるのです。
これは言わば、飼育員 vs お客様!
しかし現在、カブトガニの放流事業が終了し、カブトガニ博物館で飼育しているカブトガニは多くありません。
さらに、夏休みのお客様ラッシュで脱皮殻は少なくなってしまいました...。
飼育員ピンチです(-_-;)
しかし!笠岡には海がある!
「販売しているものより大きな脱皮殻が欲しい!」
という、そんな方に朗報です。
笠岡には海があります。
そして、カブトガニがいます!
と、いうことは...?
そうなんです。
海岸に落ちていることがあるんです!
とは言え、やはり自然の産物なので壊れているものも多くあります。
が、完品で拾えることももちろんあります♪
もし壊れていたとしても、自分で脱皮殻を見つけた感動は大きい!
↓壊れた裏側はこんな感じ↓
大きい二つは脚が完全にありませんね。
でも、背中はやっぱりカブトガニ!
ゴツゴツしてかっこいいです。
笠岡を訪れた時は、海岸も歩いてみてはどうでしょう。
夏も残りわずか、すてきなカブトライフを送ってください。
ちなみに、大きい脱皮殻が見つかったらどこで見つけたかを当館までご連絡いただけるとうれしいです。
(「寄贈しなさい!」と取り上げることはありませんので、ご安心を)