カブトガニを探せ!(クイズ)
カブトガニを探せ!
干潟のカブトガニは、泥に潜って生活しているので、慣れた人でないと発見することは難しいと思います。
現在、カブトガニ博物館で飼育しているものは泥ではなく砂を底に敷いています。
そのため、見つける難易度が少し低くなります。
そこで、みなさんに砂に潜ったカブトガニを見つけてもらいたいと思います!
正直にいうと難しいと思います。
全部見つけられるかな?
答えは下の方で解説しています。
初級 ~肩慣らし~
↓カブトガニは何匹いるでしょう?↓
中級 ~カブトガニの凹凸を見極めて~
↓カブトガニは何匹いるでしょう?↓
超級 ~分かるわけがない~
↓カブトガニは何匹いるでしょう?↓
クイズの答え!
さあ!
どうでしょうか?
自分の回答に自信はありますか?
ではまず、初級の答えから!
奥にいる1匹は分かったと思いますが、手前のカブトガニは尾剣(しっぽ)のみが見えていました。
え?
本当にカブトガニなのか?
マジックのように急にカブトガニが出てきますが、これで信じてもらえたと思います。
初級の正解は2匹でした!
では、次に中級の回答です。
正解はこちら!
↓比較用にクイズの画像↓
右側にいる3匹の内、1匹の下敷きになっているカブトガニを見つけられるかがカギとなります。
よ~~~く見ると、カブトガニの後体の三角形が見えてきます。
と、いうわけで答えは9匹でした!
さて、では超級の回答です。
サブタイトルにあるとおり、分かるわけがありません。
しかし、小さなカブトガニは
「こんなに分からないほど、潜っているんだ!」
「不用意に干潟に入ってはいけないんだ!」
ということを知ってもらいたくて、クイズにしました。
では、正解はこちら!
思ったより多くのカブトガニが、いたのではないでしょうか。
正解は43匹でした!
海が温かくなる夏とその前後にしか活動しないカブトガニですが、冬の間はこのように完全に泥に潜って寒さをこらえています。
(カブトガニ博物館では人工飼育のため、温かい海水を使用しています)
飼育中のカブトガニでこんなに見つからないのなら、干潟に入ると踏んでしまうかもしれませんね。
それに、笠岡の海はカブトガニ繁殖地として国指定天然記念物になっている地域があります。
ルールを守って、人もカブトガニも住みやすい環境にしましょう。