地域医療連携に関する覚書の締結について
笠岡市と広島県福山市は2015年(平成27年)3月25日に締結した備後圏域の枠組みにおける「連携中枢都市圏形成に係る連携協約」のもと、両市の公立病院である福山市民病院と笠岡市立市民病院との間で医療提供体制の課題に対応するため、役割分担や医療連携に取り組んできました。この連携をさらに深めていくため令和6年8月22日に福山市との間で連携中枢都市圏形成に係る連携協約に基づく「地域医療連携に関する覚書」を締結し、福山市民病院と笠岡市立市民病院の機能分化・連携強化に関する事項について合意しました。今後、福山市民病院の診療支援を活用し、救急医療や周産期医療、術後患者等の受入に要する回復期機能などを強化することで、地域において必要とされる医療機能の維持に取り組みます。
覚書の内容
福山市民病院
・高度急性期機能の充実に努める。
・大学等と連携した人材確保や教育研修の充実を図る。
・笠岡市立市民病院に必要な診療支援に取り組む。
診療支援の内容
・医師や看護職員等の派遣
・遠隔診療等
笠岡市立市民病院
・人材の確保に努める。
・福山市民病院からの診療支援を活用し、地域において必要とされる医療機能の維持に取り組む。
地域において必要とされる医療機能
・二次救急機能
・周産期医療における地域において必要とされる機能(産科セミオープンシステム等)
・術後患者の管理等の回復期機能