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慶尚南道固城郡と姉妹都市協定を締結しました
姉妹都市<固城郡(大韓民国)>
2023年4月25日,大韓民国慶尚南道固城郡から郡守,議長をはじめとする11名が笠岡を訪問し姉妹都市協定を締結しました。
交流の歩み
2008年に大韓民国慶尚南道と岡山県が交流協定協議を進める中で,固城郡が岡山県の自治体との交流を希望し,「人口規模が同規模」「美しい海に面したまち」「市の木・花が同じ」「恐竜やカブトガニという古代生物がシンボル」など共通点が多くあったことから,笠岡市への照会がされたことをきっかけに交流が始まりました。
2011年からは笠岡市青少年海外交流事業を開始。両市の中学生を交互に派遣しホームステイや市内中学校を中心に交流を行ってまいりました。
固城郡について
固城郡は大韓民国慶尚南道の南部沿岸に位置しています。3つの都市と、海に接しており、海路および陸路をつなぐ交易網の確保に有利な立地条件を備えています。この立地条件を利用した古代の伽耶諸国の一カ国である小伽耶が繁盛した街で、当時の松鶴洞(ソンハクトン)古墳が市内の北側にあります。
観光地として、都立公園である蓮華山(ヨンファサン)と玉泉寺(オクチョンサ)、中生代の恐竜の足跡がある床足巖(サンジョクアム)郡立公園、固城恐竜博物館などがあります。また,西暦706年(日本では飛鳥時代)に修道道場として多くの高僧を輩出した文殊庵(ムンスアム)は,山名が秀麗で三国時代から海東の名勝地として有名です。
固城郡訪問団受け入れ事業について
姉妹都市協定締結にあたり,固城郡訪問団11名が笠岡市を訪れ,白石踊の見学や市内中学校,カブトガニ博物館の視察,ふるさと納税勉強会を実施しました。
(1)事業実施期間:令和5年4月24日~令和5年4月26日
(2)参加者
固城郡訪問団:李相根(イ サングン)郡守,崔乙錫(チェ ウルソク)議長ほか計11名
白石踊会,笠岡市立新吉中学校,学校法人淳和学園蒼明学院中等部ほか
(3)主な事業内容
・姉妹都市協定締結記念式典
・白石踊見学
・市内中学校視察
・ふるさと納税勉強会
今後について
今後も,多分野で交流を深め,両市の友好関係を継続していきたいと考えております。
引き続き,市民の皆さんの御理解と御協力をよろしくお願いいたします。