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第1回笠岡市まちづくり協議会制度見直し検討委員会を開催しました
第1回笠岡市まちづくり協議会制度見直し検討委員会を開催しました
第1回笠岡市まちづくり協議会制度見直し検討委員会(R3年6月28日)
1.開催日 令和3年6月28日(月曜日)13時00分~15時00分
2.開催場所 笠岡市市民活動支援センター2階第1会議室
3.内容
1)委員の委嘱
2)市長挨拶
3)委員長及び副委員長の選出
委員長 小山悦司
副委員長 石原達也
4)見直しに至った背景と見直しの方向性及び検討委員会の進め方について事務局から説明
資料1 笠岡市まちづくり協議会の現状 [PDFファイル/436KB]
資料3 制度見直しについて [PDFファイル/1.49MB]
資料4 笠岡市まちづくり協議会制度見直し検討委員会の進め方 [PDFファイル/396KB]
5)各委員から見直しについての意見をいただいた
- なかなか地域の中で人材確保,協力体制の構築が難しく,まちづくり協議会は生活に欠かせないものであるということにおいて市と連携をとっていくことがこれから大切だと思う。
- 地域の取組の継続性を保つための柔軟な仕組みを作れると良い。
- 人間関係づくりは難しいが連携や助け合いの基になり,とても大切である。人間関係がうまく築けていると組織がスムーズに動いている。人材育成,人材不足,世代交代はまちづくり協議会だけでなく公民館においてもこれからの大きな課題である。事務局から人材育成についての提案を期待している。
- 団体によって活動エリアが違うのでどういう風に重ね合わせていけば良いのか,協働していくかが難しいが,実行できれば良い意味での協働になってくるのではないかと思う。生活支援コーディネーターが地域の中の生活課題を各地区社協でまとめ ているのでうまくかみ合わせていけないだろうか。
- 一番大事なのは次につなげていくこと,次につながるメンバーをこれから育てていかなければならない。そういった部分の人材育成などを検討していきたい。
- 地域の中ではいろいろな団体があり,つながることによりこの部分はここに任せようとか,コラボしてこういうものができないか。
- それぞれの活動において活動資金がバラバラなところから出ていて,無駄になってしまっているところもあるのではないか,そういった部分の見直しを進めていけると良い。
- 自主防災組織においては,各組織で活動はしているが実際に災害時同じように動 けるのか。
- それぞれのまちづくり協議会に活動を任せてくれるのは良いが,ある程度の基本のマニュアルを示してくれるとどの地区も同じように進んでいくのではないか。
- 地域の方やまちづくり協議会などが開催する行事に積極的に参加して子どもが地域の中に入っていくことで喜んでもらえたり,そんな子どもの喜ぶ気持ちをお返しするような子どもに育てていきたいと思っている。
- どのように市の方が横のつながりから支援に入って いくのか,地域の中の人間関係にどのように介入していくのか気になる。
- 一番感じていることは,高齢化により地域に担い手がいないこと。形だけ作るのであれば,今までとまったく一緒なので,中身をどうしていくのか,担い手をどう探していくか。仕事をしているからできないではなくて,仕事をしていてもできるやり方に変えていく必要がある。公民館や社会福祉協議会等の既存の組織はそれぞれの定着した活動をやっているのに対して,まちづくり協議会は後発の団体という枠から抜け出せていないように感じる。本来の立ち上げの際の目的に近づけるためにはどうしたらいいのかもっと熱心に取り組んでいくべきではないか。
- 笠岡市内に自主防災組織が111箇所あるが,活動が活発なところと余り活動していないところいろいろある。各まちづくり協議会に防災部会を設置してもらい,そこに 自主防災の方が入っていろいろ協議してもらいたい。
- まちづくり協議会を設立する際に,1チームでやらないといけない,独立した組織ではやっていけないということで話し合っていった。設立されたのはいいものの実際にまちづくりは大変だった。まちづくり協議会は後発の団体なので他の長年続いている団体をまとめるのは難しかったが,まちづくり協議会はまちづくりの場として新たな組織を作るのではなく,各部会に各団体に入ってもらって1チームとしてやってきた。現在も活発な会合が進められており,今後も地域では一つにまとまったまちづくりを行えるようやっていきたい。
- 人口が少なすぎる中で活力的に動いている人数も限られており,自分一人でも複数の役職を担っている。今残っている人でできる事は何かなどいろいろなことを話していけたら良いなと思う。
- 20年程まちづくり関係のことをしている。ここまで真剣に取り組まれる委員会はそれほど無いと感じた。関係性構築をやりながら,地域の中でやっていける人(次の担い手)をどう増やしていくか。まちづくり協議会に色々な組織を統合していく際,一番市役所側に覚悟が必要であり,縦割りではなく横割りの連携体制を形成していく事の難しさから,今回の会議で様々な立場から意見を出してもらいどのように制度を変えて統合していくか検討していけるようにしていきたい。また,地域の中に入っていく地域担当職員のレベルを上げて,地域の中で決断できる事を増やしていくことも必要だと思う。
- 協働というのはそれぞれの仕事を連携してやっていくもの。まちづくり協議会の課題としては,横のつながりと縦のつながりについて。行政の中でいうと縦割り活動 と交付金が重複していて,必要としているところに交付金が回らないということ。組織の形作りよりも組織を運営する人のつながりが大事であり,地域担当職員制度でいうと職員が地域の中に出向いて地域の生の課題を引き上げて調整していくつなぎ役になっていくことが大事であり,課題もまだ残されている。交付金制度の充実が大切。後継者につないでいくために,少しでも若い世代の人が入って いきやすいような協議会のあり方が求められるのではないか。
今後事務局でたたき台を作成し,次回以降検討委員会に諮る。