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友好握手都市
友好握手都市<コタバル市(マレーシア)/モービィロンガコミューン(スウェーデン)>
1999年10月21日、笠岡の地に、コタバル市、モービィロンガコミューン、笠岡市の3都市が集い、互いの友好と平和を祈念して友好握手都市を宣言しました。
この友好握手都市を結ぶきっかけは、エレクトロニクス産業で時代をリードする「ローム・ワコー株式会社」と、グループホームなどで認知症の高齢者に対し先進的な取り組みを行っている「きのこエスポアール病院」を通して産業と福祉分野で交流が始まったのがきっかけです。
コタバル市はマレーシアの北東部に位置し、タイとの国境に面した都市です。また、ケランタン州の州都でもあるコタバル市は、人口が約50万人。面積は394平方キロメートルです。ケランタン川の東に開けた市街にはマレー文化を伝える多くの博物館や美術館があり、マレーシアを代表する文化都市です。
モービィロンガコミューンはスウェーデンの南に位置し、バルト海に浮かぶエーランド島の海辺に面した都市です。人口は約1万4000人で面積は667平方キロメートル。スウェーデンの保養地として有名な一面と、自治体の中でも早くからグループホーム「ヴィラビクトリア」を運営し、認知症ケアの発祥地としての一面を併せ持っています。そのため、多くの日本人がモービィロンガコミューンを訪れ、認知症ケアの研修に励んでいます。
また、毎年、国内で認知症ケアに熱心に取り組んでいる人を表彰するクロッカルゴーデン誕生の地としても有名です。
また、2004年10月22日に友好握手都市締結5周年記念式典を開催し、友好をより一層深めました。
今後について
今後も,両市の友好関係を継続していきたいと考えております。
引き続き,市民の皆さんの御理解と御協力をよろしくお願いいたします。