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地縁団体との協働
○地縁団体との協働
地縁団体との協働は次の4つが重要なポイントとなります。
「組織」
現在,笠岡市を行政協力委員長が管轄しているエリア24地区に分けて地域の課題や地域の特長を生かした地域づくりについて話し合い,地域で分野や活動を横断・調整する役割を担うための組織として,地域内にある全団体・全住民が構成メンバーとなる,地縁型組織「まちづくり協議会(仮称)」の設立を目指しています。
「人材」
地域の中だけではなく,市役所からも地域に出向いて皆さんと一緒に持続可能な地域づくりに取り組むため,平成22年10月1日から市内24地区に1地区あたり3~4名,計77名の地域担当職員を配置しました。
業務内容
(1)まちづくり協議会の会合等に参加し,地域の状況,資源,課題等を把握し,住民が主体的に地域の課題を解決及び特性を活かした地域づくりができるように情報の提供並びに担当課との連絡調整を図ること。
(2)地域資源を活用した地域づくり及び地域課題の解決に向けた企画立案をまちづくり協議会とともに進めること。
(3)地域担当職員の業務を行う中で,経験したことなどを活かして,本市の将来に向けて必要な施策を提案すること。
(4)その他目的を達成するために必要な事業を遂行すること。
「資金」
地域活動を行うには資金が必要です。自主的な活動を推進するということからは,必要な資金も地域で自主的に何とかする方が良いという考え方もあります。そうしたことも考慮したうえで,税を集めて再分配するという行政の役割から活動資金を支出します。
「拠点」
持続可能な地域づくりのためには,事務局機能がしっかりしている必要があり,上記資金の中に地域で事務局を担当される方の人件費や必要経費を含めています。また,事務をされる方が決まったところに決まった時間いることが,地域の情報収集や連絡調整には必要となってきます。
最近の状況
設立した協議会
・番町まちづくり協議会
・新横島・緑町まちづくり協議会
・陶山地区みんなが輝くまちづくり協議会
・新山地区自治会
・大島まちづくり協議会
・神島まちづくり協議会
・高島まちづくり協議会
・飛島自治振興会
・白石・島づくり委員会
計9協議会(平成23年3月末現在)
モデル地区
平成24年の全市スタートまでの間に試行的に取り組んでおられる地域です。徐々に増加しています。
・笠岡地区
・番町地区
・新横島・緑町地区
・陶山地区
・大井南地区
・新山地区
・北川地区
・大島地区
・神島地区
・神島外浦地区
・高島地区
・飛島地区
・白石島地区
計13地区(平成23年3月末現在)