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給食 Q&A
学校給食センターの仕事に関する疑問にお答えします!
外側から見た学校給食センター
Q1.毎日何人分の給食を何人の調理員で作っているのですか?
A.約40名の調理員で幼稚園4園,小学校13校,中学校7校の3,600食の給食を作っています。
Q2.じゃがいもや人参、たまねぎの皮はどうやってむいているのですか?
A.じゃがいもや人参など野菜を大量に使用する献立の日は,手で皮をむいていたのでは間に合いません。じゃがいもは球根皮剥器(きゅうこんかわむきき)と呼ばれる,自動で皮をむいてくれる機械を使っています。また,人参はよく洗ってそのまま使います。たまねぎは廃棄する部分をより少なくするために,1つずつ包丁でむきます。カレーライスやハヤシライス,ミートソースなどの日には200Kg~300Kg以上のたまねぎを使用しています。
Q3.給食センターにはどんな機械がありますか?
A.大量調理用の機械があります。一部を紹介します。
機械の名前 | 何をする機械か | 使用している様子の写真 |
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球根皮むき機 | じゃがいもの皮をむきます。 |
機械の中で回転させて,皮を除きます。 ↓
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スライサー,サイノ目切り機, みじん切り機 |
料理にあわせて,一口大や,より小さい大きさに野菜を切ります。たくさんの野菜を効率よく切ることができます。 | |
回転釜 大きい釜6個 小さい釜1個(幼稚園用) |
大きい釜は1つで1,000人分の料理をつくることができます。 小さい釜では200人分の料理をつくることができます。幼稚園用として園児にあわせた大きさや味付けに仕上げています。 |
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スチームコンベクションオーブン |
魚や肉を一度に大量に焼いたり,蒸したりします。 |
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連続式フライヤー | から揚げやフライなどを短い時間に大量につくります。 | |
洗米機と炊飯機 |
笠岡市では環境のため,笠岡産の無洗米を使用して炊飯しています。給食センターではご飯のほか,麦ご飯やいろいろな味付けご飯を作っています。 |
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和え物用蒸し機と真空冷却機 | 和え物に使う野菜を蒸し機で蒸した後,そのまま真空冷却機に入れて,20分以内に10度まで冷やします。 | |
洗浄機と消毒保管庫 | 食器や食缶を洗浄し,消毒して保管します。 |
Q4.笠岡市の小・中学校全校の給食を作るのにどれくらいの時間がかかるのですか?
A.毎朝7時30分にその日の給食に使う新鮮な食材が納品されます。それから約3時間かけてつくります。
Q5.出来上がった時の温度は測るのですか?
A.食中毒防止のために加熱と冷却の温度を測定し,確認しています。
例えば,煮物の時には4つに分けてつくった,その釜毎に3カ所測定し,確認した時刻と温度と測定担当者を記録しています。
Q6.午後からは何をするのですか?
A.午後からは洗浄機を使って,学校から回収したお盆や箸,食器やトレー,食缶などの洗浄・消毒を行います。翌日の給食の準備も行います。
Q7.春・夏・冬休みは何をしているのですか?
A.機器や設備の点検や修理,大規模な清掃を行っています。また,調理員等従事者の衛生管理に関する研修を行っています。