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森田思軒顕彰コーナーについて
森田思軒顕彰コーナーについて
森田思軒は、明治期翻訳文学の先駆者です。文久元年小田郡笠岡村(現笠岡市中央町)に生まれ、明治30年に東京・根岸で36歳で亡くなりました。36年という短い生涯を新聞記者、翻訳家、批評家、随筆家としてめざましく活躍し、特に明治29年に刊行されたジュール・ヴェルヌ原作の「十五少年」は当時の若者を熱狂させ、「翻訳王」と呼ばれました。
こうした業績を称え、さらに後世に伝えるため、思軒の子孫にあたる白石家から思軒の遺稿、手紙等の資料の寄託を受け、平成12年4月に森田思軒顕彰コーナーを開設し、著書、自筆原稿、書簡、肖像画、写真、愛用品等を展示しています。
場所
笠岡市立図書館 2階
