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真鍋家住宅主屋ほか

ページID:0002494 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

真鍋家住宅主屋ほか(まなべけじゅうたくしゅおくほか)

国 登録有形文化財(建造物)

員数:5棟/所在地:笠岡市真鍋島/所有者:個人
登録年月日:平成18年3月27日
真鍋家主屋
真鍋家主屋

島の旧家である真鍋家住宅は、明治から大正にかけて建てられた5棟の建物によって構成されており、保存状態もよい。島の民家史を知るうえで貴重な住宅となっている。

  • 真鍋家住宅主屋
    明治3年(1870)の建築で、棟札が残る。屋根は桟瓦葺(さんがわらぶき)で、東側に土間を設け、西側に書院を備えた座敷がある。
  • 真鍋家住宅旧郵便局舎
    大正6年建築。主屋の北側にある。島内では数少ない洋風意匠で、近代化の足跡を伝える。大正7年から昭和37年まで、郵便局として使用されていた。現在でも、西側の路地に面して、玄関の切妻造屋根の一部が顔を出しているのはその名残である。
  • 真鍋家住宅乾蔵
    明治26年建築。旧郵便局舎の北側にあり、現在の真鍋島郵便局に隣接している。土蔵造2階建。外壁は漆喰(しっくい)塗(ぬり)で腰を海鼠壁(なまこかべ)とする。外観は近年改修されたが、旧状をよく踏襲し、伝統的な景観を残している。
  • 真鍋家住宅倉庫及び納屋
    明治7年建築。敷地の南隅にある。2階建の倉庫と平屋建の納屋が並んでいる。外壁は漆喰塗で腰を縦板で覆う。倉庫には麦年貢、納屋は薪などを収納していた。
  • 真鍋家住宅表門
    明治前期の建築。中央を門口とし、東脇に潜戸(くぐりど)を設け、正面の壁には色土を用いる。