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吉田木勢以の五輪石塔

ページID:0002490 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

吉田木勢以の五輪石塔(よしだきせいのごりんせきとう)

市指定 重要文化財(石造美術)

員数:1基/所在地:笠岡市吉田字木勢以/所有者:個人
指定年月日:昭和36年10月4日

吉田木勢以の五輪石塔
吉田木勢以の五輪石塔

この五輪塔は、もと当地に居住していた徳田氏、小田氏などの先祖墓と伝えられている。
徳田氏の古記録によれば、もと尼子家の家臣であった鈴木四郎重則が、主家滅亡後この地に隠れて徳田万五郎と名乗って暮らし、元亀3年(1572)、52歳で病没した。その子万四郎重成が亡父の七回忌にあたる天正4年(1576)に五輪塔1基を建立し、松の曲木を植え、地籍2畝27歩を無年貢地にしたとある。
台石の銘文には、慶長12年(1607)に、亡母をあわせ葬ったことが記されているというが、現在では風化が進み、銘文は判読困難となっている。