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岡山県大飛島祭祀遺跡出土品

ページID:0002488 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

岡山県大飛島祭祀遺跡出土品(おかやまけんおおひしまさいしいせきしゅつどひん)

国指指定 重要文化財(考古資料)

員数:224点/所在地:笠岡市立郷土館/所有者:笠岡市
指定年月日:平成15年5月29日

奈良三彩小壺
奈良三彩小壺

大飛島洲の南遺跡(市史跡)出土品のうち、古代の祭祀にかかわる308点が国の重要文化財に指定されている。このうち一部(国所有分)は岡山県立博物館にあり、残り(市所有分)は市立郷土館にある。
おもな出土品は、銅鏡、銅鈴、銅銭(和同開珎など)、奈良三彩小壺、須恵器・土師器、ガラス製品、玉類(管玉・小玉)などである。これらはすべて奈良~平安時代(8~11世紀)のもので、全国的に見ても貴重な品が多く含まれている。また遺跡は生活の場ではなく、海上交通の安全を祈って祭祀を行った跡と考えられている。