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大飛島の砂洲

ページID:0002487 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

大飛島の砂洲(おおひしまのさす)

市指定 天然記念物

所在地:笠岡市大飛島字洲ノ南
指定年月日:昭和43年6月15日

大飛島の砂洲
大飛島の砂洲

大飛島の定期船乗り場の横にある砂浜は、かつて対岸の小飛島に向かって細長く突き出していた。このような砂浜のことを砂嘴(さし)というが、地元では「砂洲」と呼ばれる。
かつては長さ300mとも言われて、潮が満ちればかくれ、潮が引けば長大な姿を現して、不思議な光景を見せていた。島の沿岸を流れる潮流の絶妙なバランスによって自然に形成された、まさに自然の神秘であった。しかし、近年では海砂採取や港の整備などの影響で、次第に衰退している。「砂洲」の付け根にあたる山裾には、古代の祭祀遺跡「大飛島洲の南遺跡」が見つかっている。