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井立のネズの木

ページID:0002483 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

井立のネズの木(いだちのねずのき)

市指定 天然記念物

所在地:笠岡市走出字池平/所有者:笠岡市
指定年月日:平成2年2月26日

井立のネズの木
井立のネズの木


走出の井立池という大きな池の北西岸に、1本のネズの木が立っている。
推定樹齢300年以上。ネズ(ネズミサシ)は針葉樹でこの地方ではモロギと呼ばれる。堅くて香気があり、杭などによく使われた。
このモロ木の下を通る細い道は、走出から井原へと通じる街道だった。この木は、街道を通る人たちの格好の休み場所・目印になっていたことであろう。木の根元には、塞の神の祠がある。塞の神は、村の入り口に立って、よそから入り込んでくる恐ろしいものを防ぐ神である。