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名勝 応神山
応神山(おうじんやま)
国指定 名勝
所在地 : 笠岡市笠岡 /所有者 : 民有地・市有地
指定年月日 : 昭和18年8月27日
応神山
この山に関して、次のような伝説が伝わっている。「昔、応神天皇が吉備の国へ行幸され、この『笠目山(加佐米山)』で狩りをされたとき、風がふいて天皇の笠を飛ばした。お供をしていた鴨別命が、『この山の神が天皇に奉ろうとしているのです。』と進言した。はたして天皇がこの山で狩りをされたところ、獲物が多かった。天皇はたいへんお慶びになって、鴨別命に「笠」の名を与えられたという。」また、飛ばされた天皇の笠がかかったといわれる「笠懸の松」が、笠神社参道の脇に残っていたが、明治7年(1874)に枯死したそうである。