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長尾山神護寺

ページID:0002465 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

長尾山神護寺(ながおさんじんごじ)

市指定 史跡

所在地 : 笠岡市甲弩 /所有者 : 神護寺
指定年月日 : 昭和35年12月26日

じんごじ
神護寺

甲弩にある来迎院神護寺は、真言宗大覚寺派に属し、もとは神宮寺と称していた。開基は行基菩薩と伝えており、本尊は阿弥陀如来である。近接する甲弩神社の別当寺として創建されたともいわれる。
神宮寺は、古くは大坊・中坊・般若坊・正円坊・長福坊・上学坊の6坊を有した大寺であった。うち2坊は山口に移され、上学坊は山伏寺となったが廃滅し、長福坊は長福寺となっている。また、長尾山では大坊のみが残って今日の神護寺となった。室町時代には小田氏の庇護を受けて、本堂(県指定重要文化財)を再建している。