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御嶽山量剛寺跡

ページID:0002464 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

御獄山量剛寺跡(祈雨神社境内)(みたけさんりょうごうじあと)

市指定 史跡

所在地 : 笠岡市西大島字御滝 /所有者 : 祈雨神社
指定年月日 : 昭和49年7月30日

みたけさんりょうごうじあと
御嶽山量剛寺跡

御獄山(みたけさん)は、大島中と西大島との境界に位置する標高約320mの名山である。市内で2番目に高い山で、瀬戸内海国立公園の一角でもある。
山頂には祈雨神社があるが、その境内が量剛寺跡である。古いお寺の跡で、礎石や布目瓦が見つかっている。平安時代、円仁上人(慈覚大師)が唐から帰国の途上、この山頂に一寺を建立し「御滝山量剛寺」と称したが、その後廃絶した伽藍跡と伝えられている。
なお、祈雨神社は御滝神社の摂末社にあたる。御滝神社は山頂から少し下った山林中にあり、寛文6年(1666)の創建と言われており、神秘的な雰囲気がある。