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大飛島洲の南遺跡

ページID:0002462 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

大飛島洲の南遺跡(おおひしますのみなみいせき)

市指定 史跡

所在地 : 笠岡市大飛島字洲ノ南 /所有者 : 笠岡市
指定年月日 : 昭和38年12月25日

大飛島洲の南遺跡
大飛島洲の南遺跡

飛島小学校の校庭にある。古代に、海上交通の安全を祈願した祭祀跡。昭和37年(1962)、校庭に鉄棒を設置しようと地面を掘っていたところ、銅鏡・銅鈴・銅銭・土器類などが出土して偶然発見された。その後、何度か発掘調査が行われ、大きな岩の周りで「まつり」が行われていたことが判明した。特に、奈良~平安時代の出土品には、全国的にみても貴重な品々が含まれており、中央朝廷が祭祀に関与していた可能性が高い。遣唐使の航海の無事を祈る祭祀だったのかもしれないといわれる。津雲貝塚と並ぶ全国級の遺跡である。
出土品の一部は国の重要文化財に指定されており、笠岡市立郷土館で展示されている。