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弓場山古墳

ページID:0002459 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

弓場山古墳(ゆんばやまこふん)

市指定 史跡

所在地 : 笠岡市走出字正源寺 /所有者 : 民有地
指定年月日 : 昭和46年10月15日
ゆんばこふん
弓場山古墳

走出の水田の中にある小さな丘の上に位置する。昭和43年(1968)、倉敷考古館により発掘調査された。
それによると、直径約10mの円墳であったと考えられる。中心あたりに、平石を組み合わせた1基の箱式石棺が残っていた。箱式石棺は、長さ約180センチ、幅約40センチほどの規模で、棺内には1体の人骨が残っていた。また、副葬品として、鉄鎌、鉄斧、鍬先各1点と鉄刀2口が置かれていた。人骨は、かなり若い成人男子の骨であると鑑定された。出土品から、当古墳の造られた年代は、5世紀前半頃と考えられている。