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長福寺裏山古墳群

ページID:0002458 更新日:2017年7月12日更新 印刷ページ表示

長福寺裏山古墳群(ちょうふくじうらやまこふんぐん)

市指定 史跡

所在地 : 笠岡市走出字木々名・山口字竹ノ内ほか /所有者 : 笠岡市
指定年月日 : 昭和38年12月25日

仙人塚古墳
仙人塚古墳

仙人塚出土の蓋(きぬがさ)形埴輪
仙人塚出土の蓋(きぬがさ)形埴輪

5世紀代に築かれた古墳群。「かさおか古代の丘スポーツ公園」として整備され、遊歩道がつくられている。
七つ塚は、小さな4基の方墳だが、出土した「初期須恵器」は貴重である。双つ塚は、墳長約60メートルの前方後円墳で、井笠地域で最大の古墳である。周りには堀と土手がめぐっており、古墳本来の形をよく残している。
仙人塚は43メートルの帆立貝形古墳で、葺石がふかれていたことが分かっている。最もたくさん埴輪が出土した古墳で、円筒埴輪のほかに動物・人物などの形象埴輪の破片も発見されている。現地に行くと、竪穴式石室が見学できる。明治時代にこの石室から短甲(鉄のよろい)が掘り出されたというエピソードが残る。
東塚は50メートル弱の前方後円墳で、後世の開墾(かいこん)によって南半分が崩されていたが、公園整備に伴って復元されている。