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県指定 重要文化財(建造物) 神護寺本堂 附棟札2枚

ページID:0002436 更新日:2023年7月21日更新 印刷ページ表示

神護寺本堂
神護寺本堂

■文化財名:神護寺本堂(じんごじほんどう) 附棟札(ふむなふだ)2枚
■所在地:笠岡市甲弩
■所有者:来迎院神護寺
■指定年月日:2001年3月23日

神護寺本堂は、笠岡市内で最古の木造建築である。
天井の上の棟木には、永禄11年(1568)に、当時このあたりを領有していた小田高清が、大工の藤原乗久に命じて本堂を再建させたことが墨書されている。また、神護寺には高清の位牌も伝わっている。
天正15年(1587)の棟札があり、それによると高清の息子元家の時代になって、はじめて屋根に瓦を葺いたことが分かる。
江戸時代後期に多少の改造が行われているものの、柱や屋根はほぼ建築当時のままで、建築年代や大工が明らかな室町時代後期の仏堂として重要である。


神護寺本堂
神護寺本堂

神護寺本堂
神護寺本堂

神護寺本堂
附棟札2枚