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北木島の石工用具

ページID:0002411 更新日:2014年4月4日更新 印刷ページ表示

北木島の石工用具(きたぎしまのいしくようぐ)

国登録有形民俗文化財

点数:199点 /所在地:笠岡市北木島 /所有者:笠岡市
登録年月日:平成26年2月24日

北木島の石工用具
北木島の石工用具

笠岡市北木島で産出される花崗岩「北木石」の採石や加工等に使用された用具。
明治から昭和後期にかけて使用されたものである。
資料は、丁場(ちょうば 採石場のこと)で使用した「採石用具」、加工場で使用した「加工用具」、道具の手入れに使った「鍛冶用具」で構成されている。
特に採石用具が充実しており、丁場造成から始まって、石を割る「矢割り」、石を運び出す運搬等、各工程で使われた用具がそろっている。
明治以来の伝統的な道具と、昭和の機械化された道具の双方が収集されていることが特徴で、わが国の石工技術や採石業の変遷を考えるうえで注目すべき資料群といえる。
笠岡市立北木中学校内の北木石記念室に常設展示されている。