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中継ポンプ場・マンホールポンプ
中継ポンプ場・マンホールポンプ
下水道は水の流れを利用して、高い所から低い所へ自然流下で汚物を流します。
土地の勾配の小さい平地部では下水管が長くなると、埋設する下水管は地中での深さが深くなり、設置費用がかさみ、また、維持管理が難しくなります。このため、マンホールの中にポンプを設置し、下水を地表付近まで揚水し、再び自然流下で下水を流します。また、低い土地にある下水を高い土地に揚水しなければならない場合も、マンホールポンプを必要な箇所に設置して、下水を処理場まで送っています。そして、ポンプの異常時には、操作盤内に設置された非常通報装置などにより、処理場に直接通報が行われます。
また、多量の下水が集まりマンホールポンプでは処理できないところに設置されるのが中継ポンプ場です。
マンホールポンプ操作盤・マンホールポンプ内部