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笠岡市下水道基本構想について
笠岡市下水道基本構想について
笠岡市では、快適で衛生的な生活環境の実現と、河川や海域の良質な水環境を後世に引き継ぐため、平成4年に「笠岡市下水道等整備基本構想」を策定し、汚水処理施設の整備を行ってきました。しかし、近年、これまで経験したことのない人口減少時代の到来や老朽化施設の増大等、汚水処理整備を取り巻く諸情勢が大きく変化していることから、効率的な汚水処理施設の整備手法の選定を行うことが必要となっています。
そこで、笠岡市では、より効率的な汚水処理施設の整備手法の選定を行うため、令和4年度に笠岡市下水道基本構想の見直しを行いました。
笠岡市下水道基本構想(概要版)
汚水処理施設の整備手法
- 公共下水道事業(国土交通省所管)【赤着色】
(イ)公共下水道…主として市街地における下水を処理するために、地方公共団体が実施する下水道で、終末処理場を有するものです。
(ロ)特定環境保全公共下水道…公共下水道の内、市街化区域以外の区域において設置される下水道で、計画処理人口が1,000人以上1万人以下であるもの。なお、水質保全上特に緊急を要する地区においては、概ね1,000人未満の規模の特定環境保全公共下水道も簡易な公共下水道として実施することができます。 - 漁業集落排水事業(水産庁所管)【青着色】
漁業依存度が高く、漁業の振興を図る集落において、生活排水を処理するために、市町村が実施するものです。計画人口は概ね100人~5,000人です。 - 合併処理浄化槽(環境省所管)【着色のない箇所】
個別処理で行うことが適当な地区において、生活排水を処理するため、国、県、市の補助を受けて個人が設置するものです。