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水道事業のアセットマネジメント(資産管理)
水道事業のアセットマネジメント(資産管理)
水道事業では,人口減少・少子高齢化の進展により,長期的な水需要の減少が懸念されています。一方で,高度経済成長期に大量整備した施設の老朽化が進行しており,施設更新需要の増大が問題視されています。
このような状況のもと持続可能な水道事業を実現するためには,水道施設の特性を踏まえつつ,中長期的な視点に立ち,水道施設のライフサイクル全体にわたって効率的かつ効果的に水道施設を管理運営することが不可欠です。
そこで,既存の資産を総合的に管理することができるアセットマネジメントの手法を取り入れ,長期間における更新需要の検討をしたうえで財政収支の予測を行い,事業経営の健全性について検証・評価を行いました。
アセットマネジメント(資産管理)とは
アセットマネジメント(資産管理)とは,資産の状況を的確に把握し,更新と維持補修を適切に組み合わせて資産を維持管理する仕組みです。アセットマネジメントを実施することで,施設管理の効率化や計画的な施設更新といった効果が期待されます。