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笠岡市都市・地域総合交通戦略の策定
笠岡市都市・地域総合交通戦略を策定しました
背景と位置付け
本市では,人口減少や少子高齢化等を背景としたまちの活力の低下,公共交通利用者数の減少,空き家・空き店舗の増加等から,都市を維持していく上で深刻な課題が顕在化してきています。さらに,令和元年に日本遺産として認定された笠岡諸島への玄関口である笠岡港周辺の活性化や,JR笠岡駅周辺の中核的拠点としての強化による交流人口の増加が求められています。
こうした状況を踏まえ,本市では,笠岡市人口ビジョン,第7次笠岡市総合計画等を上位計画とした「笠岡市立地適正化計画」を策定し,JR笠岡駅周辺を核とするコンパクトな市街地の形成と,中心市街地と既存の地域とを公共交通で結ぶ都市軸の形成を目指した都市づくりを推進しています。また,「JR笠岡駅周辺整備基本構想」に基づき,中心部ににぎわいをもたらす取組を推進しています。
この都市づくりを進めるとともに,交通分野としては,福山・笠岡地域公共交通網形成計画にて掲げている持続可能な公共交通の維持確保に取り組んでいます。
そこで,笠岡市都市・地域総合交通戦略(以下,本戦略)では,交通分野の問題点・課題を整理し,それらの解決や魅力ある都市の将来像の実現に必要な都市交通環境を構築するための総合的・一体的な施策展開の取組について整理し,継続的な施策を展開することを目的とします。
~本戦略の基本理念~ 多様な交通モードが連携し,都市の機能を高め,魅力溢れるコンパクトなまちづくり
戦略目標(1) 中心市街地等の魅力を高める移動環境づくり
戦略目標(2) 多様な交通モードをスムーズに連携する交通環境づくり
戦略目標(3) 誰もが中心市街地へ快適に移動できる交通体系づくり
対象期間
令和17年(2035年)度までと設定します。
本戦略の構成
第1章 背景と位置づけ
第2章 地域の現状整理
第3章 上位・関連計画の整理
第4章 総合交通戦略の基本方針
第5章 戦略目標
第6章 評価指標・数値目標の設定
第7章 計画評価手法
資料編
笠岡市都市・地域総合交通戦略
笠岡市都市・地域総合交通戦略_概要版 [PDFファイル/9.2MB]
笠岡市都市・地域総合交通戦略_本編 [PDFファイル/17.66MB]
策定の流れ
令和3年8月26日(木曜日)開催
第1回 笠岡市都市・地域総合交通戦略協議会 [PDFファイル/159KB]
令和3年12月23日(木曜日)開催
第2回 笠岡市都市・地域総合交通戦略協議会 [PDFファイル/168KB]
令和4年3月3日(木曜日)開催
第3回 笠岡市都市・地域総合交通戦略協議会 [PDFファイル/113KB]
令和4年5月10日(火曜日)開催
第4回 笠岡市都市・地域総合交通戦略協議会 [PDFファイル/135KB]