ダニが媒介する感染症に注意しましょう!
ダニ媒介感染症とは,病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。
岡山県内では,重症熱性血小板減少症候群(SFTS),日本紅斑熱,つつが虫病などのダニ媒介感染症が発生しています。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
多くは,SFTSウイルスを保有するマダニに刺されることで感染します。まれに,SFTSウイルスに感染し,発症している動物の血液などの体液に直接触れた場合に感染することがあります。潜伏期間は6~14日で,症状は主に,発熱,消化器症状(嘔気,嘔吐,腹痛,下痢,下血)などです。重症の場合は,死に至ることがあります。
日本紅斑熱とは
日本紅斑熱リッチケアを保有するマダニに刺されることで感染します。潜伏期間は2~8日で,症状は主に,頭痛,発熱,倦怠感,発疹などです。重症の場合は,死に至ることがあります。
つつが虫病とは
つつが虫病リッチケアを保有するツツガムシ(ダニの一種)に刺されることで感染します。潜伏期間は5~14日で,症状は主に,全身倦怠感,食欲不振,頭痛,悪寒,発熱,発疹などです。重症化すると,肺炎や脳炎症状を起こすことがあります。
|
夏の暑さが落ち着き,活動しやすい季節になると野外作業の機会が増え,マダニに咬まれる危険性が高くなります。草むらや藪などダニの生息場所に立ち入る場合は,長そで・長ズボンや手袋を着用する等肌の露出を少なくすることが大切です。
詳しい情報はこちらのホームページをご覧ください。
<リンク先>
・岡山県感染症情報センター<外部リンク>
・ダニ媒介感染症(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
・ダニが媒介する感染症に注意しましょう(岡山県)<外部リンク>


ダニ媒介感染症チラシ [PDFファイル/528KB]
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)