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リチウムイオン電池の適切な処分方法について
リチウムイオン電池の適切な処分方法について
近年,モバイルバッテリー,電子タバコ,電子機器のバッテリーなど,リチウムイオン電池を使用した製品が燃えないごみなどに混入し,井笠広域資源化センター粗大ごみ処理施設において破砕後,リチウムイオン電池の発火による設備停止や可燃物搬出トラック内での火災が増加しています。
・直近の発火状況
R2.12.21 破砕後発火 振動コンベヤ上で炎検知が検知し設備停止 一斉散水
(原因はリチウムイオン電池の発火)
R3.1.7 破砕後発火 振動コンベヤ上で炎検知が検知し設備停止 一斉散水
(原因はリチウムイオン電池の発火)
R3.1.15 破砕後発火 振動コンベヤ上で炎検知が検知し設備停止 一斉散水
(原因はリチウムイオン電池の発火)
R3.1.22 破砕後発火 振動コンベヤ上で炎検知が検知し設備停止 一斉散水
(原因はリチウムイオン電池の発火)
R3.2.2 可燃物搬出トラックより発火(火種はリチウムイオン電池の発火)
(発火したリチウムイオン電池) (ピットより出たリチウムイオン電池)
資源化センター職員で手選別によりリチウムイオン電池は出来る限り除去していますが人の眼には限界があるため,見逃しもあります。
炎検知が検知し一斉散水すると設備周辺が水びたしとなり,設備が錆びつき,設備の腐食へとつながり長期間の設備停止となる可能性があります。
また,可燃物搬出トラックが火災を起こすと工場全体の大規模な火災を引き起こす可能性もあります。
リチウムイオン電池 啓発ポスター [PDFファイル/2.27MB]
リチウムイオン電池の処分方法について
リチウムイオン電池は燃えないごみで出さないでください。(処理施設で発火する恐れがあります。)
リチウムイオン電池を使用している製品は,できるだけ,リチウムイオン電池を取り外して,出してください。
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