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令和7年度人権週間・障害者週間のつどい『神戸金史さん講演会』
12月10日は、国連が「世界人権宣言」を採択した「人権デー」です。日本では、毎年12月4日から12月10日までの一週間を「人権週間」と定め、人権尊重を広く呼びかけています。笠岡市も「人権尊重の都市づくり条例」を施行し、啓発活動を進めています。
また、毎年12月3日から12月9日までの一週間は、「障害者週間」でもあります。
令和7年度は「人権週間・障害者週間のつどい」と題して、障がい者の人権をテーマに、神戸金史さんをお招きして講演会を開催します。
『子どもたちに渡したい未来の姿』を一緒に考えてみませんか。
神戸 金史(かんべ かねぶみ)さんは、ジャーナリストであり、自閉症の子を持つ父親でもあります。2016年、神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者が次々に刃物で刺される事件が発生。神戸さんは犯人と面会を重ね、ラジオ、テレビ、書籍、映画など様々な媒体で問題提起をされています。
講演会では、神戸さんがこれまで向き合ってきた障がい者に関する様々な問題を通して、誰もが自分らしく暮らすことができる社会について、お話いただきます。
今回の講演会は笠岡市・里庄町自立支援協議会との共同開催で、当日は笠岡市・里庄町の事業所によるバザーもあります。
皆さんのご参加をお待ちしております。
RKB毎日放送株式会社 報道局 解説委員長
神戸 金史さん 講演会
日時:令和7年12月6日(土曜日)
<講演会>13時00分~15時00分(12時30分開場)
<バザー>12時30分~15時30分
会場:笠岡市保健センター(笠岡市十一番町1-3)
<講演会>ギャラクシーホール
<バザー>研修室
演題:「不寛容な社会で生きたいですか」
入場料:無料(定員300人) ※事前申込が必要
主催:笠岡市、笠岡市・里庄町自立支援協議会
申込方法
(1)申込フォームから
下記の申込フォームへアクセスし、必要事項を記載してお申し込みください。
▷申込フォーム<外部リンク>
「利用者登録せずに申し込む方はこちら」をクリックして入力してください。
※笠岡市民以外の方も利用できます。
(2)ファックスから
参加者全員の氏名、住所、電話番号を参加申込書(講演会チラシ裏面)に記載しお送りください。
【Fax番号】 0865-62-5767(笠岡市人権推進課)
0865-69-2182(笠岡市地域福祉課)
(3)電話から
参加者全員の氏名、住所、電話番号をお伝えください。
【電話番号】 0865-69-2120(笠岡市人権推進課)
0865-69-2133(笠岡市地域福祉課)
◇申込期限 令和7年11月28日(金曜日)
◇当日講師に聞いてみたい事がありましたら、申し込みの際に質問事項もお伝えください。
◇Faxでの申し込みの場合、受付完了の通知等はいたしませんので、ご了承ください。
講演会チラシ
チラシ表面の拡大・印刷 [PDFファイル/445KB]
チラシ裏面(申込書)の拡大・印刷 [PDFファイル/485KB]
神戸 金史(かんべ かねぶみ)さん プロフィール
1967年1月、群馬県生まれ。1991年に毎日新聞に入社。東京社会部在籍中の2004年に、障害児の父の立場で『うちの子自閉症児とその家族』を連載。RKBに転職した2005年、新聞連載をテレビ番組化した『うちの子自閉症という障害を持って』を制作し、JNNネットワーク大賞を受賞。東京報道部長となり単身赴任を始めた2016年、神奈川県相模原市で「やまゆり園障害者殺傷事件」が発生。犯人と接見を重ね、ラジオドキュメンタリー『SCRATCH差別と平成』(2019年)、テレビ『イントレランスの時代』(2020年)映画『リリアンの揺りかご』(2024年)を制作し、ヘイトスピーチ、歴史の改ざんなどに共通する現代日本の不寛容(イントレランス)の姿を示した。
<著書>
・雲仙記者日記 島原前線本部で普賢岳と暮らした1500日(1995年)
・障害を持つ息子へ(2016年)
・ドキュメンタリーの現在 九州で足もとを掘る(2023年)など