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『人権施策基本方針』を改訂しました

ページID:0057896 更新日:2024年5月2日更新 印刷ページ表示

人権施策基本方針とは

 笠岡市では,市民の人権意識の高揚を図るため,平成8年3月に「人権尊重の都市宣言」を行い,平成14年3月に「笠岡市人権尊重の都市づくり条例」を制定しました。本条例に基づき,平成16年3月に「笠岡市人権施策基本方針」を策定しました。人権施策基本方針は,第7次笠岡市総合計画の基本計画に定められている人権・男女共同参画・平和の分野における個別計画と位置づけています。そして,人権施策の推進に関するガイドラインとして,市全体の施策に対する基本理念や施策の方向性を示しています。
   平成26年3月に基本方針を改訂しましたが,社会の急速な変化に伴い,人権課題は多様化・複雑化し,新たな課題も顕在化してきました。こうした状況に対応するため,令和6年3月に「第3次笠岡市人権施策基本方針」を策定しました。今後は本方針に基づき,すべての市民が幸せを実感できる人権尊重のまちづくりを推進します。

第3次笠岡市人権施策基本方針の概要

【基本理念】
 ~誰もがお互いを認め合い,共に支え共に生きる,人権感覚あふれるまち~

 人権を取り巻く状況が大きく変化してきている中で,市民一人ひとりが住み慣れた地域で個性と能力を発揮して,自分らしく暮らすことができる社会が求められています。そのためには,性別,年齢,国籍,個人の価値観など多様性を認め合う「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」の実現を目指し,市民一人ひとりが人権意識を高め主体的に行動する必要があります。そこで,人権施策を推進する基本理念を「誰もがお互いを認め合い,共に支え共に生きる,人権感覚あふれるまち」とし,あらゆる行政施策に人権尊重の視点を取り入れ展開していきます。

【基本目標1】人権尊重を基本にした施策の推進

 市民一人ひとりが,心身ともに健康で幸福な状態である「ウェルビーイング」を実感するためには,あらゆる市の施策が人権尊重の視点に基づいて立案されなければなりません。そのため,人権尊重を市政運営の基本に据えて様々な施策を推進します。

【基本目標2】人権を常に意識する人づくり

 市民の誰もがお互いを認め合い,共に支え共に生きるためには,「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」の実現が重要です。市民の皆さんが常に人権感覚を磨き人権意識を高いレベルで維持するため,あらゆる場面で市民への人権教育・啓発活動を推進します。

【基本目標3】人権文化が根付いた地域づくり

 人権感覚にあふれる地域づくりは,地域に暮らす市民一人ひとりの人権感覚が豊かで,多様な人々を認め合うことから始まります。そのため,お互いの違いを認めることで地域の中で個性と能力を発揮して生きることができる社会を目指し,人権文化が根付いた地域づくりを推進します。

【基本目標4】相談・支援体制の充実

 差別や誹謗中傷,配偶者等からの暴力(DV),虐待,ハラスメントなど人権侵害の被害を受けた人への相談・支援は,被害者が自立した社会生活を送るうえで非常に重要です。そのため,被害者に最適な支援を行うため,職員の資質の向上を図るとともに国・県の関係機関や庁内の関係各課との連携を強化します。また,複合的な支援に対応するため,民間団体との連携を強化します。

第3次笠岡市人権施策基本方針 [PDFファイル/350KB]

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