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非核平和都市宣言
笠岡市非核平和都市宣言
真の恒久平和と安全を実現することは、人類共通の念願である。
笠岡市は、昭和33年、核兵器禁止と世界の恒久平和実現を念願し、平和を愛するすべての都市とともに、永久の平和都市であることを宣言している。
しかるに、核軍備の拡張は依然として行われ、人類の生存に深刻な脅威を与えている。
わが国は世界唯一の被爆国として、平和憲法の精神からも、再びあの広島、長崎の惨禍を絶対に繰り返させてはならない。
われわれは、生命の尊厳を強く認識し、非核三原則が完全に実施されることを願い、核兵器の廃絶を全世界に訴えるとともに、この人類普遍の大義に向って不断の努力を続けることが肝要である。
よって笠岡市は平和の誓いを新たに決意し、ここに非核平和都市を宣言する。(昭和60年3月23日議決)