【笠岡市長から市民の皆様へのメッセージ】新型コロナウイルス関係

　５月８日から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が，季節性インフルエンザと同じ５類に変更されます。

　これに伴い，市民のみなさまや事業者の方々にお願いしていた基本的な感染防止策や業種別ガイドラインの遵守などは一律に対応を求めることはなくなり，通常の生活へと戻ります。

　令和２年１月に国内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されてからこれまでの間，全国での感染者は約３，４００万人，死者数は７万４，０００人を超え，大切な命が失われるとともに，社会活動や教育活動，娯楽に至るまで様々な分野に影響を及ぼし，この３年間で人々の生活は一変しました。

　これまでの間，市民のみなさまには自宅療養，外出自粛に加え，マスク着用や消毒の徹底などの感染予防対策，保育園などの休園，学級閉鎖，飲食店等への営業時間短縮要請などのお願いにご協力いただきました。加えてワクチン接種による感染予防や重症化予防にもご協力いただき，この度の５類移行へと繋がったのではないかと思います。改めて感謝申し上げます。

　新型コロナウイルス感染症が５類に移行した後には，感染者は法律に基づく外出自粛は求められませんが，季節性インフルエンザと同様，周りの人に感染させないようご協力をお願いいたします。

　また，５月８日より高齢者や基礎疾患のある方など，重症化リスクが高い方を対象に「令和５年春開始接種」が始まりますので，接種対象の方はご検討ください。

　新型コロナウイルス感染症との先の見えない「闘い」は「共生」へと変遷していきます。我々がこの難局を一致団結して乗り越えてきたように，これから１人１人が希望を持ち，多くの人が笑顔で過ごせる明るい未来をともに築いていきましょう。

令和５年５月７日
笠岡市長　小林嘉文