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特別展「榊原始更 伝統に息づく革新」

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特別展 榊原始更 伝統に息づく革新

2026年10月17日(土曜日)▶▶▶11月29日(日曜日)

※11月22日(日曜日)は竹喬生誕祭につき入館無料です

 

 このたび笠岡市立竹喬美術館では、日本画家榊原始更(さかきばらしこう)(1895~1969)の展覧会を開催します。

 榊原始更は、13人兄弟の7男として京都に生まれました。父・蘆江は友禅図案などを手掛けた染色家で、兄の雨村、紫峰、苔山、弟の弘も日本画家として活躍した芸術一家に育ちました。始更は京都市立美術工芸学校、同絵画専門学校で学んだ後、国画創作協会(国展)を主な発表の場として活動します。

 初期のスケッチや作品には確かな描写力がうかがえ、伝統的な日本画の技法を基盤にしながら、洋画の技法も積極的に取り入れています。日本画と洋画の垣根を越え、新たな表現を追求した始更は、国展が掲げた「生るヽものは芸術なり」の理念を体現した画家といえるでしょう。

 大正12(1923)年の日本美術展出品作《波切風景》(出品時の題名《風景》)では、キャンバスを支持体とし、一部に油絵具を用いながらも「日本画部」に出品されるなど、既存の枠組みにとらわれない独自の画境を切り開きました。また、昭和3(1928)年の《幽庭》(第7回国展出品)では、桃山障壁画風の表現にも挑戦しています。国展解散後は新樹社を経て無所属で活動し、昭和30(1955)年に独立美術展に油彩画が、さらに同年の第11回日展には《崖》が入選するという異例の入選歴を残しました。

 始更の回顧展は、没後の遺作展以来、半世紀以上開催されていません。本展では、最初期から晩年までの70点を通して画業の全貌をご紹介します。独自の表現を追究し続けた、始更の芸術を見つめ直す機会となれば幸いです。

 

 榊原始更 崖 京都国立近代美術館 日展

《崖》、昭和30(1955)年、第11回日展、京都国立近代美術館所蔵

 

 

開館時間

 

  9時30分~17時まで(入館は16時30分まで)

 

休館日

 

  毎週月曜日(ただし、11月23日(月・祝)は開館し、翌24日(火曜日)は休館します)

 

関連イベント ★お申し込みは不要です。

 

  ●講演会「榊原始更 ―画業をたどる、伝統と革新―」

   日時/10月25日(日曜日)13時30分~15時

   講師/柴田就平(当館主任学芸員)

   場所/竹喬美術館視聴覚室

 

  ●学芸員によるギャラリートーク ☆要入館料

   日時/10月17日(土曜日)、11月15日(日曜日)、各日13時30分~14時30分

   場所/竹喬美術館展示室

 

  ●竹喬生誕祭 (無料開館日)

   日時/11月22日(日曜日)9時30分~17時(16時30分までに入館)

 

  ●竹喬茶会  

   日時/11月22日(日曜日)10時~16時

   場所/竹喬美術館

   協力/笠岡茶道連盟

   お茶席券900円(11月21日(土曜日)まで前売券(800円)を竹喬美術館で販売)

 

  ※詳細は美術館にお尋ねください。(0865-63-3967)

 

<外部リンク>

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